世界13カ国を夫婦で貧乏旅行した時の世界一周旅行記。帰国後は登山と自転車のことなどを中心に。

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清潔と不潔

ハバナ中華街の画像その1
ハバナ中華街

ハバナ3日目。

朝起きてカーテンをめくると、雨あがりの景色が目の前に広がっていた。アスファルトは黒く濡れ、空には入道雲が天高く膨らんでいた。塵やガスが雨で飛ばされた為か、空気が澄んでいて気持ち良い。僕らは晴れやかな気分で散歩へと出かけた。

この街には1%のアジア人が住んでいるとのことだが、旧市街には中華街があり、10メートルはありそうな大きな門がその入口に構えている。中華街周辺の町構えは他の地域と比べやや荒んでおり、職業も観光目的のものよりも、現地人の為の商売、例えば自動車修理工場などが多く見受けられる。

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ハバナの一般住居にお邪魔しました

ハバナで見た老演奏者たちの画像
路上のあちこちでこんな バンドが演奏している

ハバナ2日目。

コラージュに使うマッチ箱を購入する為に街を散策。それにしても熱い。気温は30度くらいあるだろうか。気温だけならまだ我慢できるが、湿度が日本の梅雨の時期並にあるのには参る。地面を見たら、ゴキブリも熱いのか、日陰で触覚を上下させている。と思ったら、スズメが上空から降りてくるなり、そのゴキブリをひと突きした。ゴキブリの身体にポッカリ穴が開いたと思うや、スズメはそれを咥えてすぐにどこかへ羽ばたき去っていった。

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ハバナ 、チェ・ゲバラの紙幣

ハバナ旧市街を走り抜けるレトロな自転車タクシー
ハバナ旧市街

メキシコシティから飛行機で3時間。僕らはキューバの首都、ハバナに到着した。

飛行機から降りた瞬間、大きく深呼吸をする。ぶっはあ~っ!! 薄くて汚かったメキシコシティの空気から漸く開放された!! 酸素を思い切り吸い込めないということが、いかにストレスになるか。吸いたい吸いたいと思うほどストレスは増大していくのに、決して酸素が増えることはなく、諦めて気を落ち着けるしかない。その環境から漸く解決された喜びといったら! 水を得た魚ならぬ酸素を得たダルマ夫婦は、意気揚々とタクシーに乗り込み、旧市街へと向かった。

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マリアッチ、薬で不安定、ベットで蛹

外は雨。僕は1日中殆ど食べ物も取らずにベットの中で蛹になっている。時々聞こえる雷の音は、すぐそこで鳴っているように大きい。宿の暗闇の中で長時間過ごして聴覚が鋭敏になった為そう聞こえるのか、それとも僕の今いる土地が高地に位置する関係で、地上から雷までの距離が近いためにそう聞こえるのかは分からない。

前回の日記から既に約1週間が経過しようとしている。この1週間は久々に苦しんだ。一度熱が下がってマリアッチの演奏を見た翌日から、再び体温は39度まで上昇し、解熱剤を飲むと一端下がるものの、薬が切れると再び38度を越えるということを3日も繰り返した。

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フリーダ・カーロ、オスダル薬缶になる

マリアッチ広場で遊ぶ少女の画像。治安悪いのに大丈夫か?
メキシコシティ、マリアッチ広場にて

女性画家フリーダ・カーロの博物館へと向かう為、地下へ降りてメトロの乗り場へ向かう。

ところが、ただでさえ薄い空気というのに、大量の人が地下を歩いているものだから、空気中の酸素濃度が異常に少なく、「あれ? 息苦しくない?」と思った次の瞬間、オスダルは呼吸困難を引き起こした。

金魚のように口をパクパクやっても、酸素は殆ど肺に入ってこない。急いで外へ出ようとしたのだが、出口は大分離れた場所にある。あわやと言うところで何とか階段を上って脱出できたのだが、顔面全体に膨張したような感覚が残っており、何だか調子がおかしい。

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ソフビなマリアッチ、寄生虫だった

ソフビ人形のようなマリアッチの画像
ソフビ人形のようなマリアッチ

標高2,000メートルの高さに位置するメキシコシティは、空気が大変に薄い。

その薄い空気を金魚のようにパクパクと吸ってはみるのだが、酸素中に占める排気ガス比率が高い為に、今度は喉をやられてしまい、我々2人とも、喉の奥を切れ味の悪い刃物で切られたような痛みを感じている。朝起きると頭が少しばかりクラクラするが、これは軽い高山病の症状であると思われる。昨年、富士山を登頂した際にも同じ感覚を味わったからだ。鞄から未使用のウェットティッシュを取り出したら、パンパンに膨らんでいた。

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メキシコシティでも変われない僕ら

メキシコシティの土産物屋街を駆け回る少女の画像
メキシコシティの土産物屋街にて その1

24時間の移動を経てメキシコに到着。我々2匹のダルマ夫婦は、大広間で他の日本人旅行者と一緒に朝食を取っている。

「誰か話しかけてくれないかな」と期待するが、生憎誰も話しかけてはこない。しかし、他の旅行者同士は少しづつ会話を交わし、仲良くなり始めているように見える。つまり、我々2人だけが浮いた形。そういえばスペインの日本人宿でも似たような状況になった。

これは確実に自分には人の話しかけにくいオーラのようなものが漂っているとしか考えられにくい。年齢の問題か?と思ったが、隣の席では60歳過ぎのオジサンと、30代の男性が旅の話で盛り上がっている。話しかけられないのだったら自分から話しかければ良いのだろうけれど、自分は元来、自ら人に話しかけることが苦手である。

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ポルト・セグーロの飛行場、リオでの災難

螺旋階段を降りるメスダルの画像
災難が降りかかる直前のメスダル  螺旋階段が不安な感じ

ポルト・セグーロ最終日。我々の乗る飛行機は夜中の4時に飛び立つため、それまでの間は宿でテレビを見て時間を潰していた。

ベットに横になって呆っとニュースを見ていると、風に乗って空港に飛んできた広告用のバルーンが、離陸寸前の大型ジャンボ機のジェット部分に吸い込まれるという映像が流れている。飛行機はそのまま滑走路を走り出すと、ジェット部分から段発的にボッ、ボッ、ボッっと火を噴きながら上空へと飛んでいった。一歩間違えばあわや大惨事という恐ろしいニュースである。

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さよなら、トランコーゾ、またいつか

トランコーゾのレゲエ親父の画像
仲良くなったアクセサリー屋のオヤジ

トランコーゾの沼地で見た「カンジルー」らしき魚であるが、現地の人に聞いたところ、アグーリャという名前の魚で、カンジルーとは別ものであることが判明した。アグーリャとは、ポルトガル語で「針」のことである。アグーリャはその名の通り、細長い身体にこれまた長い嘴のような口を持った珍妙な姿の魚である。因みに某「ワク○○動物ランド」では、女性は貞操帯をつけないで川に入ると、このなまずに殺されるということが放送されたらしい。でも、そうまでして川に入る理由って何なんだろう? 

因みに、カンジルーに関しては以下で詳細を知ることができるので、参考までに転載しておこう。そうまでする理由は何かというと、いや単なる興味です。
カンジルーの詳細

さて、トランコーゾではTVを見たり本を読んだり音楽を聴いたりといったことは殆どせず、毎日外へ出てどこかで呆っとしてばかりいた。狭い村の中に、森・丘・川・砂浜がギュっと凝縮されているので、ちょっと歩けば自分の求める自然はすぐに手に入った。村はとても静かで、サルバドールのように町中に音楽は鳴り響いてはいなかったけれど、風の音や、雨が葉を打つ音、それから波の音など、音楽は自然の中にあり、それがいつも心地良かった。ここは本当にこの世の楽園(パライソ)であったと思う。

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(続)トランコーゾ、ハキリアリ、その他の短編

トランコーゾのポサーダの画像。この日は雨だった。
宿からの眺め 陰鬱な天気

窓から差し込む陽光を感じたオスダルは、パチっと瞼を開けるなり、「昨日のハキリアリをまた見に行こう!」と叫んだ。眠たがるメスダルの手を無理矢理引いて、昨日の現場へ駆けつける。

しかしハキリアリはもうそこにはおらず、作業後に残った葉っぱの切れ端だけが空しく縁石の上に張り付いていた。空には今にも雨を降らせようと重たい雲が居座っており、時々何かを思い出したかのように、ザーッと木々を揺さぶる風の吹き方もまた、雨の降る時の兆候を示しているようである。

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トランコーゾ、ハキリアリ

トランコーゾの田舎道を撮影。どこか沖縄の波照間島に似ている
トランコーゾの田舎道。まるで沖縄のような景色

トランコーゾ2日目の朝。ポサーダ(宿)の前にある公園へ出ると、数羽のハチドリが翼を羽ばたかせながら宙に浮かび、スポイトのような嘴を伸ばして、薄桃色のハイビスカスの蜜を吸っている場面に出くわした。動物・植物とも日本では見たことのない種類の生き物。しかも動植物園ではなく、町の中で自然に見ることができるなんて、ちょっと嬉しい。

日差しの柔らかい内に遠出をして、あちこちを散歩してみる。道で出会うブラジル人の人たちは大概「Oi!」と挨拶してくれたり、ニコっと笑いかけてくれる。この村の人々はまだそれ程観光ズレもしていないようで、目が純粋で優しい人が多い。どこの国にも共通して、都会から長距離バスで移動して小さめの町村を訪れると、旅人の求めている景色や人々に出会いやすい気がする。

さて、その日の夜、レストランへ向かおうとポサーダを出た時のこと。いつもの如く公園の横を歩いていると、メスダルが「わっ、何この動く塊!」と叫んだ。

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トランコーゾ、楽園

トランコーゾの広場の画像。みんなここで裸足でサッカーをしていた
トランコーゾ、クアドラード広場

ポルト・セグーロから渡し舟に乗り対岸へ出て、蒸すような緑の山道をマイクロバスで移動すること1時間半。僕らはトランコーゾという小さな村に到着した。知り合いのY君に「何もないところだけれど、ブラジルで1番のんびりできた」「そこは警察のいらない村」と聞いていたので、どういうところかも良く知らず、取り敢えず来てしまった。

確かにここには何とも言えないのんびりとした雰囲気が漂っている。丘の上に大きな草原と真っ白い教会のあるクアドラード広場。大樹の下に設けられたソファに背を持たれてくつろいでみれば、程良い湿度と緑の香りが身体に優しく、そよ風は肌をくすぐり心地良い。

これは恐らく日本には存在しない気候だけれど、日本人が体験したら誰もが口を揃えて「ここは楽園だ」と言うであろう過ごしやすさ。強いて言うなら、春ほど寒くもなく、夏ほど暑くもない気候か。ふと横を見ると、15センチ程もあるトカゲがチョロチョロチョロと地面を移動し、そのまま木の幹をサササっと上って葉陰に隠れてしまった。

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ポルトセグーロでピボットテーブル

ポルトガル人、ブラジル入植の図
ポルトガル人が初めてブラジルに入った時の絵

サルバドールから飛行機でポルトセグーロへ行く途中。国内線空港のロビーで飛行機を待つ人々を眺めていると、1人のブラジル人がノートPCで「魔界村」をプレイしている姿を見かけた。それを見た我々はしばしゲームの話で盛り上がったのだが、メスダルはドラクエについて「私は経験値を上げることに興味はなかった。今日1日はスライムしか倒さないみたいな、主に戦い方に重きを置いていたんや」と話した。僕には全く理解できない。

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