世界13カ国を夫婦で貧乏旅行した時の世界一周旅行記。帰国後は登山と自転車のことなどを中心に。

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世界一周 | コラムその1

波照間島の夕焼けの画像
本文とは関係ないけど、波照間の夕焼

「俺は旅に出て自分の探していたものを見つけるんだ」

と若者はよく言うけれど、自分の場合はどちらかといえば、旅に出ることによって自分の中に詰まったものを「抜く」作業に近かったように思われる。

僕は自分自身を、中身の空洞なパイプみたいなものだと思う。そこに、余計なものをたくさん詰め込んで生きている。余計な物とはつまり、情報だとか役割とかいったものである。中身が空洞なパイプにこれらの物を詰め込んで、自分自身だと錯覚しているのである。

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波照間にて、食う・寝る・遊ぶ

波照間島、ニシハマの夕暮れ時に撮影
波照間島、ニシハマの夕暮れ

波照間島では毎日、何をしているでもない。食・歩・寝の無限ループである。

島の中には何匹もの野良ヤギが徒党をなして、草を食んでは癇癪玉のような糞を辺りに撒き散らし、「メェェェェ」と何を訴えるでもなくただ鳴いている。

1日中食って歩くだけと言う呑気な彼らの生活を羨ましいと思うが、考えてみればヤギのやっていることは食・歩・寝の無限ループであり、今の自分の生活と何ら変わりない。ヤギの鳴き声を聞いていたら、井上揚水が出演していた古いCM「食う・寝る・遊ぶ」というキャッチを思い出した。

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波照間とは (ハテルマトハ)

ハテルマのサンゴ玉の画像。とってもキレイでした
宿の窓際に置いてあったサンゴ玉

朝6時に目が覚めた。窓の外から、風が飄々と叫んでいる声が聞こえてくる。その声に呼ばれて、メスダルが寝ている間に、1人でそっと散歩に出かけた。

ここには商業広告や人工的なノイズ、高い建築物が存在しない。ただ空と道がどこまでも続き、遠くの方に海が煌いているだけ。人間関係の煩わしさに頭を悩ませることもなく、自然の中を、風の誘うままにただ歩くということは、この世の最高の幸せの1つだと思う。

誰かと会話しながら歩くのも良いけれど、散歩は1人が楽しい。頭が空っぽになる。喜怒哀楽のどれにもあてはまらない、自分が景色そのものになったような感覚。感情はないのに、満たされている。散歩三昧。散歩をしていると、時折、様々な悩みや感情が浮かんでくることもあるけれど、朝だからか今朝の僕は全くのがらん洞で、外の世界そのままを、色眼鏡をかけずに体験しているような快さを感じていた。

波照間とはどんな島かと聞かれたら、少なくとも旅人にとっては人が等身大に返ることのできる島と答えるかもしれない。

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波照間島行きの船、揺れる、揺れた!

波照間の風車の画像、よしもとばななさんの本にも出てきてたっけ
波照間島の白い風車

日本最南端の島、波照間島へ向かいたいが、台風の影響で2日間石垣島で足止めを食らう。3日目も1便・2便は欠航となり、また今日も石垣で過ごすのかと思ったが、15時の第3便が出航できることとなり、揚々船に乗り込む。

その日は波の高さが半端ではなく、出発して10分も経つと、窓の外には幾つもの波の山が跋扈していた。これが天然のジャンプ台の役割を果たし、波の上に船がグンっと乗ったかと思うや、波の一番高いところで一瞬無重力状態になり、その直後にドーン!という音と共に海面へ着水。その衝撃たるやすさまじく、船内の女性諸君から「ウギャーッ!!」と悲鳴が上がった。

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石垣の雨・蝉・三線

沖縄、石垣島の雨の風景
石垣島の商店街と、雨

石垣島2日目。アーケード付きの商店街の中を目的もなく歩き回っていると、突然物凄い勢いで雨が降ってきた。台風が上陸したのだ。

風が強い為に傘もさせず宿へ走って帰り、部屋の中で何をするでもなく、ただ時間をやり過ごす。時折、何かを思い出したかのようにザザザァっと強い雨が天から降り注ぎ、屋根だの、バケツだの、椰子の葉だのを片っ端から打ち付け、天然自然の打楽器音楽が鳴り響く。ここで家守がキィキィと唄でも一曲披露してくれれば拍手喝采をするところだけれど、生憎雨の日はどこか暗いところで昼寝でもしているらしい。

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判然としない石垣島での日々

石垣島の民宿にて撮影した画像


大阪から那覇へと向かう飛行機の中で、白人と東洋人の混血と思われる少女、年齢は五歳程と思われるが、彼女が唄を歌っていた。

「夜明けの晩に 鶴と亀が滑った 後ろの正面だあれ」

気味の悪い唄である。昼と夜がすれ違う時刻に、着物姿の子供達が手を繋ぎ、円になっている残像が瞼の裏に浮かんだけれど、彼女の舌足らずな日本語の為か、その映像は薄呆やりとしており、夢の様に判然としない。

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メキシコ、ロス、そして帰国

ロサンゼルスのスーパーの画像

ロスのスーパー。商品は全てビックサイズ

メキシコを経った後、我々はロサンジェルスへと飛び、友人のM姫&ムーミン(仮称)夫婦のお宅で1週間を過ごした。M嬢は僕が以前働いていた会社に同期入社した日本人女性、ムーミンは国籍をアメリカに置く、韓国系アメリカ人男性。

M姫に飛行場へ迎えに来てもらった帰りがてら、晩飯の材料を買う為にスーパーへと向かう。巨大な駐車場には数百台単位の自動車が並び、その向かいに1階建ての、だだっ広い倉庫のような建物がデンと構えていた。

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