世界13カ国を夫婦で貧乏旅行した時の世界一周旅行記。帰国後は登山と自転車のことなどを中心に。

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バインバオとハロン湾

ハロン湾の画像。この日はどんより曇っていた
ハロン湾

今朝の朝食はバインバオ。ホテルの前の屋台で、婆さんが売っているやつを購入したものだ。バインバオというのは、ベトナム産の肉まんのような食べ物。中にアヒルもしくはウズラの卵が入っており、すこぶるウンマイ。バインバオにガブリとかぶりつくと、中から白い湯気が溢れてきた。目の前には、例の如く産卵期のシャケの如きバイク軍団が、道路一杯に溢れかえって排気ガスを撒き散らしている。

ベトナムは社会主義だからか、街にはコンビニもなければファストフードもない。外国の企業がベトナムに入ってきて元々あった商売を淘汰してしまうことを嫌ってのことと思われるが、実際ここにイレブンでもできようものなら、井○屋の肉まんに客を奪われたバインバオ屋は姿を消し、婆さんは収入源を無くして浮浪者に落ちぶれる。そして、情緒ある街の風景によく見慣れたコンビニの白色灯が煌々と輝くのだろう。

旅人にとってはあまり嬉しくない環境に変わってしまうだろう。しかしコンビニが出来て欲しくないと思うのは飽くまでも他国の勝手な願望であって、ベトナムの若者たちはそうではないかもしれない。街を歩いていると至るところでインターネットをしているベトナム人を見かけるけれど、インターネットで情報を完全にコントロールすることはほぼ不可能だろう。一部、キューバや中国のように閲覧やサイト作成を制御している国もあるけれど、ベトナムは国民が自由に閲覧できているように見える。

だから彼らは他国の溢れんばかりの情報に飢え、もしかすると、「いつか我が町にもマックやイレブンを!」と願っているのかもしれない。まぁ、人によるだろうし本人に聞いた訳ではないので想像の域を出ないのだけれど。逆に、外国人から見た日本は、どんな風に映っているんだろうね。 
バインバオを平らげた後はホテル前まで迎えにきたミニバスに乗って、いざ世界遺産のハロン湾へ向けて出発。街から30分ほど離れて周囲の景色がのどかな田園風景に変わるが、意外なことに道路は綺麗なアスファルトのまま。ハロン湾ツアーに同行した人の中にベトナム出張中の方がいたのでその理由を尋ねてみたところ、実は道路の多くはODAから資金援助を受けた日本の建設会社が舗装しているのだとか。

そういえば空港から市街地までの途中で見た看板に、「明るい未来を創造する 大○建設」と日本語で書かれたものがあった。何故ベトナムで日本語の看板を掲げているのだろう?と疑問に思っていた謎がこれで解けた。その看板は、日本人に向けて「僕たちちゃんと働いているよ」とアピールしているものだったのではないか。だとすると随分といやらしい宣伝の仕方だと思う。

ベトナムのスクーター乗り達の画像
ハノイはスクーターやバイクが本当に多い
 
ハロン湾へ向かう途中、道路を走り去る何台ものスクーターを目に入るままにぼうっと眺めていたのだが、ベトナムの一般市民にとっての足は自動車ではなくスクーターであるので、彼らはこれを使ってどんな荷物でも運ぶ。

今日見た限りでも、ブタ3頭を積んだスクーター、灯油缶を30個くらい無理矢理積んだやつ、中には、2人乗りの後部座席に座った青年が、万歳のポーズを取って巨大な鏡を持ったまま走っているというパターンもあった。これなどはちょっと強い風でも吹こうものなら後ろに吹き飛ばされて鏡もろとも微塵と散るのではないかとハラハラするが、実際彼らは恐れることなく、何が何でも運んでしまうのだから面白い。その他このスクーターというやつは移動手段の他にも、昼寝、食事、及び、男女の乳繰り合い等にも活用されている模様。

さて、本日のメインエベントのハロン湾であるが、実は霧がかかっていて肝心の景色がよく見えなかった。霧が晴れている場合は、数十メートルはあろうかという巨大な岩山が水面に浮かんだ様子が遥か彼方まで見え、その絶景たるや他に比較するものなしといった程のものらしいのだが、今日僕の目の前に広がっていた風景は日本海以外の何物でもなかった。

ホテルに戻ってTVを付けたら、イタリア映画のベトナム語吹替版が放映されていたので何気なしに見てみる。画面では白ひげの老人と若い女子との2人の会話が映し出されているが、女子が何やらホニャホニャとベトナム語で喋った後、老人がそれにフニャフニャと返答しているはずなのに、音声はずっと女子の声のままである。

次のシーンでは3歳くらいの子供が何やら言葉を発している映像が映っているのだが、これもやはり女子の声・・・この映画の声優は1人しかいない!何という臨場感のなさであろうか。別のチャンネルに変えてみたら、今後はクイズ番組が映っていたのだが、出場者も観客も、全員軍服に身を纏った兵隊さんであった。やっぱし社会主義なんだなぁ~、なんて関心しながら再びバインバオを頬張るハノイ4日目の夜。

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コメント

ハロン湾ですね。
いいな~僕も行きたいです。と言うか行く予定です。
天候に恵まれないのは辛いですね。順調に旅を
続けているようで安心しました。

中国の珍しい商売はおもいつけませんでした~

これ読んで思い出したけど、
中国は自転車のパワーが凄いよ~
自転車に2Mぐらいの荷物つんでえっちらおっちら
道の真ん中を進んでいる人をしょっちゅう見ます。
あと、毎回高速に人が歩いててビックリします。

しかし、鏡は凄い&怖い!皆力持ちなのかな?

shimaneko さん >
ほんと、数年前にガンジスで20世紀最初の初日出を見ようとしたときも雨だったし、イマイチ大事なときに天気が悪いんです。でも、旅はおっしゃる通り順調なのでそれが一番と思い、楽しむことにします。

ねこじるさん >
ほほーっ、脚力が半端じゃないね。ベトナムも似たような感じかも。ほんと、自転車の数倍ある荷物を運んじゃうんですよね。高速を人が歩くってのはちょっと信じられない・・・、危険すぎる・・・。

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