世界13カ国を夫婦で貧乏旅行した時の世界一周旅行記。帰国後は登山と自転車のことなどを中心に。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ハノイの虚無光線

ハノイの遊園地で撮った写真

今日は安宿の近くにあるスーパーマーケットへ行ってきた。

スーパーは庶民の台所なので、現地の日用品の適正価格を知る上で丁度良い。幾つかの物の値段を確かめてみると、数日前に屋台やツアー先で買ったミネラルウォーターや缶ビールの値段は、スーパーで売られている値段とほぼ同じであった。ハノイではしつこい客引きにも会っていないし、商品を吹っかけるようなこともどうやらないようだ。長くいるほどにまるで日本にいるような感覚に近づいてくる。

また、ここで売られている品物の種類に関しても日本と全く差がなかった。商品価格は大体日本の4分1程度で、ベトナムの平均月収も日本の4分の1程度(約7万円)なので、一般家庭における生活水準もそれほど変わらないことが推測される。スーパーにやってくる人たちの格好も、路上茶屋でお茶を飲んでいる人たちと変わらないので、このスーパーを見ていれば一般的な生活がざっくりと把握できそうだ。

さて、人々の生活が朧気ながらも見えてくる頃には僕らの意識や身体も順応し始めているようで、今日などもホカホカ弁当を入れたビニール袋を片手にぶらさげ、歩き疲れたらフラリとカフェに入ってベトナム製アイスコーヒー(苦味の効いた濃厚なコーヒー。コンデンスミルクが底に沈んでいて、混ぜると丁度良い甘さに)を一杯、なんていう現地人っぽいこともこなせるようになってくる。等身大の感覚で街をブラつけるようになったことは嬉しいけれど、一方でここ数日間意識的に旅っぽい写真を撮ってきたことが、何だか旅行者のフィルタを噛ました一方的な行為であるように思われ恥ずかしいような気もしてくる。ただ、客観的に考えてみればどちらの感覚が正しいということもなく、例えば引越しをした前後の感覚のように、土地に慣れる前と後の両方の景色をただ受け入れて、楽しめば良いのだろう。

暫く町の喧騒の中で熱をあげて写真を撮ることに没頭していたので、今日は休息もかねて遊園地に遊びに行ってきた。平日の日中だからか営業時間内だというのに園内はガラガラで、出番を忘れた乗り物が止まったままであることが少しだけ寂しい。公園にいるのは昼間からベンチの上でサナギのように密着したまま微動だにしないアベックのみ。そんな中で目に止まったのは、公園の柵や乗り物にペンキで描かれたドラえもんやディズニー・キャラクターのバッタもので、どの絵も見る者に強い脱力感を感じさせるオーラを発している。一体誰がこの絵を描いたのだろうと思っていたら、今まさに絵を描いている最中の張本人を見つけた。しゃがんだ後姿からはやはり強い虚無光線が発せられており、フィルターを覗くと脱力してシャッターを切ろうにも指が動かない。

帰り道で通りがかりのスーパーでミネラルウォーターを購入。レジの女性が「細かい釣り銭がないのよ」と言って、小銭の代わりにクッキーを1枚くれた。

次の日記へ
前の日記へ
スポンサーサイト

コメント

脱力感

このゆるさ・・・たまりませーん!!
抜群の感性を感じます。
釣り銭でクッキーをくれるなんて、なんかいいなぁ

うわ!この絵たまんないな~
こういう絵、好きで描きたいと思うけど、
簡単そうで、なかなか無理なんだよな~
きっと脱力できないからなんだろうね。

つり銭でクッキー(笑)
日本でもそういうのあって欲しいな。
なごむね~

力無くすね、この絵(^^;

ベトナムコーヒーは1度飲んでみたいと思っていたんだよねぇ。

イタリアバールで飲むのエスプレッソはこれでもかっ!って位砂糖入れて飲むんだって。

なんか似てない?

オスダルからの返信

matsu-motor さん >
釣銭の端数は省略されることがあるみたいです。日本円で3円くらいだったら払おうと思っても「いらない」って言われたりします。

ねこじるさん >
これは元々脱力している人が書いた絵だと思われ。
日本人だと子供か老人くらいしかこんな絵は描けないような
気がします。
ゆるさに関してはベトナムは普通に忙しい人は忙しいっぽい
んだけど、なんか空気というか漠然とした感覚として日本より
ゆるい感じがしています。

ふーみん >
イタリアバール、行ったことあるけどエスプレッソ飲まなかった
なぁ。砂糖を入れるだなんて、日本では考えられないから
意外。あと、砂糖をよく入れる国って気温と湿度の高い、汗を
よくかく国だけだと思っていたよ。

あぁ

> 出番を忘れた乗り物が止まったままであることが少しだけ寂しい

ちょっとジーン。
盆踊りを見ると少し泣きそうになります。似てるかな。

ベトナム

いいねー、私ベトナム大好き! 道端で売ってる飲食物は、手当たり次第に次々チャレンジして吉よ。あ、カットフルーツのみ、アタリハズレあります。印象に強いのは、謎の焼いた肉片(串)を、大根とにんじんの漬物とともにフランスパンにはさんだサンド。衝撃の取り合わせだったけど、かなりウマーですよ! あとモチ系のスイーツも、唐突に最後にココナッツミルクがかかったりして、いい具合です。
あ、あとね、物価を知るには、スーパーなどでコカコーラ(缶)を見て。それを基準にして考えると、ほぼ当たってますよ。
では食あたりの洗礼に気をつけて、よい旅を続けてちょ! ぶえんびあっへ

オスダルからの返信

かおりちゃん >
侘びさびな感じかな?ちょっと似ているかも。

mineriさん >
うおっ、久しぶりだ。飲み物を片っ端からチャレンジって凄く楽しそうだね。僕は日本でも同じ物を食い続ける習性があるから、いつもアイスコーヒーばかり飲んじゃってたなぁ。よく考えると勿体無い。焼肉+大根とにんじんつけもの、うまそう。あぁでももうバンコクだから食えないや。。。物価をコーラで知る件、面白いね。参考にしますです。ではではまた!

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://toriiro00.blog62.fc2.com/tb.php/24-6766b852

 | トップページに戻る | 


※ご感想・お問い合わせ:dogra11@hotmail.com
※当ブログはリンクフリーです。You can link to our page without permission.
※当ブログ内に掲載されているすべての文章、及び、画像の無断転載、転用を禁止します。すべての文章は日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。 Copyright 2006-2007 Keisuke.Izumi. All rights reserved. Never reproduce or replicate without written permission.(darukoro douchu)

コンテンツ

移動ルート
旅の写真集 【NEW】
過去の表紙 【NEW】

旅のオモロ動画集

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。