世界13カ国を夫婦で貧乏旅行した時の世界一周旅行記。帰国後は登山と自転車のことなどを中心に。

Ads by Google

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

やっぱりプラハは金の虎

プラハの旧市街広場の夜を撮影した画像
積み木のような建物に囲まれた旧市街広場

居心地の悪かったミュンヘンを早々に脱出し、僕たちはチェコのプラハへと移動。プラハ本駅を降りると、3年前に訪れた時と比べて構内が幾分明るくなった気がする。以前ここに来たときは薄暗い明かりの中に荒んだ空気が漂っていたように思うのだが。それは僕らがアジア諸国を通過してきた為、それらの駅と無意識に比較することによってそう感じるのかもしれないし、或いはこの3年間の期間でこの街そのものが変わったのかもしれない。何せペレストロイカからたった十数年の間に、世界中から観光客の集まる街を作りあげてきた国なのだから。

駅を出た後は地下鉄に乗って、懐かしの旧市街広場へと一直線に向かう。半径50メートル程の広場を取り囲むように色とりどりの積み木のような建物が円形に配置され、教会の尖塔と巨大な時計台が主人公となったこの広場の美しさは他に例をみない(まぁ、外国人観光客だらけで、浅草みたいな雰囲気とも言えるんだけど)。

しかし、3年前はこれらの建物を眺めた際にはノイズが全くなかったというのに、今回は広場に悪趣味なみやげ物を売る露店がランダムに立ち並び、どこを見回しても美しい景色の中にこれらの露店が視界に入ってしまう。この広場の眺めはシンプルなほど美しいのだが、観光として盛り上げる為には致し方ないことなのだろうか・・・。と偉そうなことを言いつつ、露店でホットドックを買って頬張る自分。言っていることとやっていることが反対だが、空腹には勝てないのだ。
 
プラハ1のビアホール、金の虎の画像
地元民と観光客でいつも満席な「金の虎」

それでも大好きなプラハの旧市街。嬉々として細い道を徘徊し、骨董品や人形屋を冷かし、プラハ1とも評されるビールの専門店「金の虎」で乾杯! やっぱりこの街は楽しい。「金の虎」は観光ガイドにも載る有名な店だが、仕事を終えた地元の人々が集まってくる庶民の居酒屋でもある。店のドアを開けると、それ程広くない店内にはビッチリと観光客と地元民が肩を並べて座っており、誰一人として例外なく、皆がみなビールのジョッキを手にして盛り上がっている。

僕らも空いている席(もちろん現地チェコ人との相席)につくと、間髪いれずにジョッキがドガンッとテーブルの上に置かれる。そして縦長のボール紙に、ボールペンでシュッシュッと2本線。これは注文したジョッキの数を表すレシートのようなものだ。向かいに座った作業着姿のチェコ人のボール紙を見ると、線は既に6本も入っている。その隣の席の親父は7本。しかも何のつまみも食わずに、彼らはビールだけを6杯も7杯も飲んでいるのだから凄い。僕も酒は好きな方だが彼らの飲みっぷりには絶対に敵わない。

プラハの火薬塔の画像
旧市街地の火薬塔

確か前回ここに来た時は9月も終わりの頃だった。季節はそろそろ冬に向かおうとしており、ジャケットを着て歩いていてもすぐに凍えてしまい、頻繁にカフェに入っては温かいもの取るということを繰り返していたことを覚えている。そして灰色の空と気難しそうな人々の顔。こういうところからヤン・シュヴァンクマイエルやイジィ・バルタのような少なからず不条理な作風が生まれるのだなぁと思っていたものだが、今回4月に来てみたところ街の雰囲気は大きく異なり、なんていうか、蝶は舞い鳥は歌いというか・・・悩みなどどこかへ吹き飛んでいきそうなヨーロッパの春なのである。

日本でも春夏秋冬全く印象は異なるし、滞在する場所やその時に出会う人々によっても国の印象というものはいかようにも変わるのだなと思った。しかし、春も秋もプラハという街の美しいことに変わりはない。明日はヤン・シュヴァンクマイエルのギャラリーを訪れよう。あの無愛想な婆さん、まだいるかな・・・。

次の日記へ


コメント

いいですねー

ビール党にはたまらないですね!

日本に帰って来たら、ぜひぜひ思い出話を肴に飲みましょうヽ(‘ ∇‘ )ノ

残りの旅程も気をつけて楽しんで来て下さいね!

れすだる

hirataraさん >
いやー、毎日ビールを飲んでばかりでビールっ腹に
なりそうです。帰国後、ぜひぜひ飲みましょう!

「席につくと、間髪いれずにジョッキがドガンッ」
いいねぇ。
町という肴で、さぞかしビールもうまかろう…。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://toriiro00.blog62.fc2.com/tb.php/49-4a4d48be

 | トップページに戻る | 


※ご感想・お問い合わせ:dogra11@hotmail.com
※当ブログはリンクフリーです。You can link to our page without permission.
※当ブログ内に掲載されているすべての文章、及び、画像の無断転載、転用を禁止します。すべての文章は日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。 Copyright 2006-2007 Keisuke.Izumi. All rights reserved. Never reproduce or replicate without written permission.(darukoro douchu)

目次と検索


旅行記をはじめから読む
旅行記の準備編から読む
過去の記事の一覧を見る
トップページに戻る

最近の記事

« | 2009-11 | »
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -


沖縄2
さかなごっこ
だるま印のカリー弁当
沖縄
バターとタンドリーチキンのカレー
自転車と禅

おすぎ
ペーパークラフト
えんすい
ネパール 自転車考
ゼルコバのパン
珈琲と音楽、そして茶碗3杯
ねじまき雲 から 上海リルへ
犬の鞄
相模湖
深大寺
娑婆離号
ガツンとくること
忘れる?


国別の記事


ベトナムの旅行記へ移動 タイの旅行記へ移動 ネパールの旅行記へ移動 インドの旅行記へ移動 トルコの旅行記へ移動 ドイツの旅行記へ移動 チェコの旅行記へ移動 スペインの旅行記へ移動 ポルトガルの旅行記へ移動 ブラジルの旅行記へ移動 メキシコの旅行記へ移動 キューバの旅行記へ移動 アメリカの旅行記へ移動 日本の旅行記へ移動

自己紹介

Daruma Backpackers

ダルマ夫婦

ご意見ご感想はdogra11@hotmail.comまで。相互リンク募集中です。


マイヤフーに追加


My Yahoo!に追加

FC2Ad

FC2ブログ


コンテンツ

移動ルート
旅の写真集 【NEW】
過去の表紙 【NEW】

旅のオモロ動画集