世界13カ国を夫婦で貧乏旅行した時の世界一周旅行記。帰国後は登山と自転車のことなどを中心に。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ポルト・セグーロの飛行場、リオでの災難

螺旋階段を降りるメスダルの画像
災難が降りかかる直前のメスダル  螺旋階段が不安な感じ

ポルト・セグーロ最終日。我々の乗る飛行機は夜中の4時に飛び立つため、それまでの間は宿でテレビを見て時間を潰していた。

ベットに横になって呆っとニュースを見ていると、風に乗って空港に飛んできた広告用のバルーンが、離陸寸前の大型ジャンボ機のジェット部分に吸い込まれるという映像が流れている。飛行機はそのまま滑走路を走り出すと、ジェット部分から段発的にボッ、ボッ、ボッっと火を噴きながら上空へと飛んでいった。一歩間違えばあわや大惨事という恐ろしいニュースである。
 
そのニュースに僅かな不安を残しつつ、ポルト・セグーロの空港に到着。セキュリティ・チェックを受け、商店街の床屋を少し大きくしたような待合室で、フライトの予定時刻が来るのを待つ。ここでも待合室に設置されたTVをただ眺めていたのだが、偶然は続くというか何と言うか。

テレビの中では、覆面を被った男が飛行機の中でピストルを振り回し、乗客を脅している映像が流れている。どうやらハイジャック物の映画が放送されているようであるが、ここは飛行場なのを分かって流しているのか? これから飛行機に乗るという段で、何故このような映像を2度も見せられねばならぬのか、全く理解に苦しむ。

周囲を見回すと、待合室にいるブラジル人達は皆、不安な面持ちでこの映画の展開を眺めている。映画では、乗客の1人が、スチュワーデスに何かのメッセージを添えたメモを渡そうとしている場面が映し出されている。カメラは2人の手のアップに切り替わり、無事メモが手渡されるか!? というところで、突然赤ん坊がホンギャアと泣き出し、ピストルを持った犯人が振り向いた。絶対絶命のピンチである!

「レディースアンドゼントルメン」・・・ポルトガル語なのでそうは言わないが、ここで待合室にアナウンスが流れ、木製の引き戸がガラガラっと引き開けられると、係員は我々に、すぐ目の前に停車している飛行機に乗り込むようにと促した。待合室にいたほぼ全員が大変な不安を抱いているということも知らずに無神経な奴めと思う。

ここでスムーズに進めばまだマシなのだが、幾分情緒が不安定な為か誰も並ぼうとはせず、小さな入口に向かって我先にと詰め掛けた。ぎゅいのぎゅいのと、扉が膨張するかと思うかのような混雑具合。人の心理とは不思議なもので、人々はこの混雑した入口を通過すると、まるでデパートの初売りの如く、タタタタっと駆け足で飛行機へと向かっていった。

飛行機は我々の不安など関係なく、いつも通りに飛び立つと、何事もなくリオの国際空港に着陸した。が、この後に予想外の悲劇が引き起こることを、まだ2人は知らなかった。

リオについては、事前に複数のブラジル人から物騒な噂を聞いていたので、観光をすることに多少の躊躇を感じてはいたのだが、折角来たのだからコルコバードの丘(この丘に設置されている、両手を広げた巨大なキリスト像は、リオの象徴である)くらいは見ておこうとツアーへの参加を申し込んだ。ツアーの開始時間まではまだ少し余裕があるので、近所で昼飯でも食べることにする。何軒か店を物色した結果、その中で最も値段の安い店に入り、2人ともハンバーガーを注文。

僕がそれをムシャムシャと頬張っていると、ふと口の中に異物感を感じた。右手を口に入れてその異物を取り出すと、ゴキブリの足のような、ハリガネのような、黒くて硬い何かが肉の中から現れた。気持ち悪いとは思ったが腹が減っていたので、その硬いは何かは地面にポイっと捨てて、そのまま食事を続けた。そして悲劇は訪れた。

宿に帰って昼寝をし、数時間後に目覚めた時のこと。突如メスダルが布団から飛び起きると、そのまま便所に駆け込むや、「ウエエエッ」っとと吐き始めた。急いで薬を飲ませ、布団に寝かせる。暫くすると寝息を立て始めたので、一安心したオスダルは風呂に入ってシャワーを浴びていたのだが、今度は扉の外から「ウオーイ・・・、ウオーイ・・・」という悲しい声が聞こえてきた。

裸のまま扉を叩くように開けると、ビニール袋を持ったメスダルが「あかん、また吐いてもうた~」と、真っ青な顔で半泣きの表情を浮かべている。これはヤバい、普通じゃない・・・と焦るが、どうしてよいか分からない。病院へ行こうか?と聞くがメスダルは嫌だと言う。この後もメスダルはベットの上で悶え続け、何度となくレロレロレロと吐きまくった。結局2人とも殆ど眠れないまま翌朝を向かえた。

ベットの上に倒れこんだメスダルの画像
ベットの上でピクリともしないメスダル・・・

その後、少しづつメスダルの体調は回復へと向かっているものの、未だ体調は万全ではなく。インドですら大きく体調を崩すことなく順調に旅を続けてきたメスダルが、ここへきてハンバーガーに当たってしまった。実は僕も鈍い腹痛と下痢が続いている。

メスダルは「暫くはハンバーガー屋の前を通ったら吐き気を催すかも。パブロフの犬やわぁ」と弱音を吐いているが、僕も当分はハンバーガーを食いたくない。こんな食い物1つで、リオを観光することが一切出来なくなってしまうとは・・・。明日からメキシコの旅が始まるけれど、気分も体調も優れない。今は早く日本へ帰って温泉に入りたい。

リオで撮影したバスの画像
結局リオの写真はこれくらいしか撮れなかった

次の日記へ

 
スポンサーサイト

コメント

なんと・・・ここにきてハンバーガーにやられるとは・・・
どチクショウですね。
メスダルさん頑張れ!

レスダル

オタフクさん >
一番安い飯を選んだ結果、金では買えない時間を失う
ことになってしまいました。
けど何とか持ち直しつつあるので、後になったら良い
思い出として記憶に残るかと思っています。

メスダル to オタフクさん >
回虫を殺す薬が効いたみたいで大分回復しました。
がんばります!!

やーーーーん。メスダルぅ かわいそうに。。。。
これまで体調崩すことなくきたのにね。
原因は虫 。。。なの???

レスダル

dotmania さん >
虫下しを飲んだら復活したみたいなので、虫の可能性が
高いかも。でも色んな原因があって分からないんだけどね。

メスダルが「もう今は復活しました。ぴんぴんです」
とのことです。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://toriiro00.blog62.fc2.com/tb.php/72-2aebe078

 | トップページに戻る | 


※ご感想・お問い合わせ:dogra11@hotmail.com
※当ブログはリンクフリーです。You can link to our page without permission.
※当ブログ内に掲載されているすべての文章、及び、画像の無断転載、転用を禁止します。すべての文章は日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。 Copyright 2006-2007 Keisuke.Izumi. All rights reserved. Never reproduce or replicate without written permission.(darukoro douchu)

コンテンツ

移動ルート
旅の写真集 【NEW】
過去の表紙 【NEW】

旅のオモロ動画集

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。