世界13カ国を夫婦で貧乏旅行した時の世界一周旅行記。帰国後は登山と自転車のことなどを中心に。

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フリーダ・カーロ、オスダル薬缶になる

マリアッチ広場で遊ぶ少女の画像。治安悪いのに大丈夫か?
メキシコシティ、マリアッチ広場にて

女性画家フリーダ・カーロの博物館へと向かう為、地下へ降りてメトロの乗り場へ向かう。

ところが、ただでさえ薄い空気というのに、大量の人が地下を歩いているものだから、空気中の酸素濃度が異常に少なく、「あれ? 息苦しくない?」と思った次の瞬間、オスダルは呼吸困難を引き起こした。

金魚のように口をパクパクやっても、酸素は殆ど肺に入ってこない。急いで外へ出ようとしたのだが、出口は大分離れた場所にある。あわやと言うところで何とか階段を上って脱出できたのだが、顔面全体に膨張したような感覚が残っており、何だか調子がおかしい。フリーダ・カーロ博物館に辿り着いてからも、何だか視界がグラグラする。眩暈は酷くなり、ついには手足の痺れまで感じるようになってきた。それにまだ酸素が薄いような感じが残っている。これ以上体調が悪化すると危険と判断し、早々宿へと引き返した。

宿で1時間ほど仮眠を取って目覚めると、顔全体がカイロで包まれたように熱い。メスダルがオスダルの頬を手で触れると、「なんやこれ!むちゃくちゃ熱いやんか!」と、余りの熱さに驚いた。体温計で熱を測ってみると39度を越えている。まるで薬缶である。口に水を入れたらお湯が沸きそうだ。自分で入れた茶でも飲んでみようか。

大急ぎで病院へ行くと、鳥肌実にそっくりの医師が診察してくれた。彼の診断結果によれば、疲労、及び、風邪の一歩手前の症状とのことであった。疲労により体力が落ちているところへ、酸素不足と汚れたガスで抵抗力が弱まり、発熱したらしい。尻に筋肉注射を打ち、解熱剤を飲んだところ、約30分でほぼ平熱に戻った。

マリアッチの画像
マリアッチ その1


大人しく寝ていれば良いのに、オスダルは熱が下がったからといって「マリアッチを観にいくんだ!」と言い張り、メスダルが必死で止めるのも聞かずにガリバルディ広場へと駆け出していった。広場は僕らの宿のすぐ目の前にある。金曜日ということもあり、多くのマリアッチと観客で大賑わい。こっちで演奏が始まったかと思いきや、またすぐに隣で演奏が始まるといった感じで、至るところからひっきりなしに音楽が鳴り響いている。

マリアッチの画像その2
マリアッチ その2

メキシカン音楽特有の、情熱に少しだけ笑いのスパイスを入れたような演奏は素晴しく、興奮したオスダルはつい数時間前まで39度の熱で苦しんでいたことも忘れ、シャッターを切りまくった。

そして案の定、オスダルにはその後、1週間にも及ぶ寝たきり生活が待ち受けていた。

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