世界13カ国を夫婦で貧乏旅行した時の世界一周旅行記。帰国後は登山と自転車のことなどを中心に。

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波照間とは (ハテルマトハ)

ハテルマのサンゴ玉の画像。とってもキレイでした
宿の窓際に置いてあったサンゴ玉

朝6時に目が覚めた。窓の外から、風が飄々と叫んでいる声が聞こえてくる。その声に呼ばれて、メスダルが寝ている間に、1人でそっと散歩に出かけた。

ここには商業広告や人工的なノイズ、高い建築物が存在しない。ただ空と道がどこまでも続き、遠くの方に海が煌いているだけ。人間関係の煩わしさに頭を悩ませることもなく、自然の中を、風の誘うままにただ歩くということは、この世の最高の幸せの1つだと思う。

誰かと会話しながら歩くのも良いけれど、散歩は1人が楽しい。頭が空っぽになる。喜怒哀楽のどれにもあてはまらない、自分が景色そのものになったような感覚。感情はないのに、満たされている。散歩三昧。散歩をしていると、時折、様々な悩みや感情が浮かんでくることもあるけれど、朝だからか今朝の僕は全くのがらん洞で、外の世界そのままを、色眼鏡をかけずに体験しているような快さを感じていた。

波照間とはどんな島かと聞かれたら、少なくとも旅人にとっては人が等身大に返ることのできる島と答えるかもしれない。



波照間島のニシハマにて撮影
ニシハマ

道端に咲いている花や、落ちている石なぞを眺めつつ、ふらふらと歩いているうちに、砂浜に辿り着いた。そこは北浜(ニシハマ)と呼ばれる、日本でも最も透明度が高く美しいと謳われる場所であった。

砂浜はそう広くなく、3分も歩いたら端まで着いた。その端の少し手前に左に曲がる小道を見つけ、中へ入ってみると、すぐに植物に囲まれた行き止まりに当たった。そこには自分の背丈程の1本の木が立っており、周りを10匹ほどの蝶が飛び交い、蜜を吸っていた。

彼らの食事風景を眺めていたら、何だか自分も腹が減ってきた。砂浜に戻ると、若い女性がスカートを両手で持ち上げて、徨々と水色に光る水の中を、此方に向かって歩いてくるところに出会った。「こんにちは」と心の中で呟いたが、実際には何も言わずただすれ違うだけだった。ここでもし口に出して挨拶を交わしていたらどうなっただろう。そこからまた何かが展開しそうな気配が波照間島にはあるような気がする。

波照間の宿で泡波を飲むオスダル
宿で泡盛。外で夜空を肴に呑むのも美味い

宿へ戻り、冷蔵庫の中からアンパンを取り出す。畳の上に胡坐をかいてそれを無心に齧る。ふと視線を感じて横を見ると、家守が小さな真っ黒い目で僕を観察していた。

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コメント

元気そうですね。
泡盛を飲む姿もすっかり男前になって(涙)
今日、めすだるさんの日記を見たら全く更新されていませんでしたが、
ぶぶぶぶ無事なんでしょうか・・?ちと心配。
来月、また会う日を楽しみにしてます。
私の分まで沖縄満喫してね。


同感。すっかり男前になって!

れすだる

くっしい >
めすだる、無事だよー。彼女曰く「ずぼらなので」
とのことです。もうすぐ会えるね!

タコさん >
男前!でも実物は前とそんな変わってないかも。
ってことは軟弱だったってことか!?知らなかった!

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