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世界一周 写真館 その3

ブラジルのトランコーゾで会った人達。幸せな表情。
さて、このブログも今回と、次回少しだけまとめの文章を書いて終わりにしたいと思います。
本当は次の旅に繋げたいところだけれども、金をとことんまで使い切ってしまったので、次の旅へ出るまでは少なくとも5年はかかると思うからです。普通はこの歳になると、せっせと働いて貯蓄を増やすことに専念しているというのに、自分は何をしているんだろうなぁ。
また、もう1つの理由があって、最近掲げた大きな目標を達成する為には、5年で投げ出す訳にはいかないということもあります。貯蓄や生活は大切ですが、それに拘泥して一生という大きなスパンで見て、後悔のないよう、やろうと思ったことをとことんやり切る所存であります。
まぁ、詳しいことは次に書くとして、ポラロイド写真集第3弾です。良かったら見てみてください。前回同様、最後に一言付けてます。

ポルト(ポルトガル)で会った床屋さん

ムンバイ(インド)で会った靴屋さん

キューバの小母さん。胸の巨大たることバレーボールの如し

ポルトで野菜を売っていた小母さん。悲しそう。

ポルトで会った果物屋さん。果物屋や肉屋の人は万国共通で気さく。

キューバで僕らに酒をたかってきたオッチャン
こうしてまだ数ヶ月も経っていない写真を見ているのだが、その時の自分自身が思い出せなくなってきている。どんな臭いを嗅いでいたのか、どんな景色に目を奪われていたのか。彼ら、彼女らに写真を撮らせてもらう時、どれくらいドキドキしていたのか。
僕も含めた一般人のメモリーというものは極めて少ないように出来ているもので、ハードディスクには蓄積してあっても、それを完全に引き出すことはできないようになっている。何かのきっかけ、例えば同じ臭いや似た音を聞いた瞬間、記憶がズワーっと蘇ることもあるけれど、それは記憶の内の1%にも満たないものと思われる。
「今思い出すことのできる過去の記憶」という範囲内で考えると、僕たちの人生は80年なんかではなく、せいぜい半年分くらいなのではないだろうか。(もう1つの尺度として、時間スピードを寿命に換算すると、日本人は世界一寿命が短いという考えもある。まぁそれは余談である)
かといって悲しむこともなくて、記憶は飽くまで記憶であって、その記憶に手を触れたり、肌で感じたりすることはできない。それよりも、今目の前にある完全なる世の中を、自分を精一杯感じることこそが歓びなのではないだろうか。
次の日記へ(最終回です!)
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